「上手に弾けないから、弾きたくない」は、チャレンジしない心のサインかも?
- π音楽教室 かわべ
- 2025年8月4日
- 読了時間: 3分
最近、こんな場面が増えてきました。
「今日はまだ練習してないから、先生の前では弾きたくない」「うまく弾けないと怒られると思った」「間違えたら恥ずかしいから、弾かない」
子どもたちの心の中に、**「上手にできなきゃダメ」**という思い込みがじわじわと根づいているのを感じます。
なぜ“チャレンジ”しなくなるのか?
これは、親御さんが直接そう言っているのではなく、もっと静かに、でも確実に子どもに伝わっている“空気”です。
たとえば…
✔ 練習してきた日 → たくさん褒められる✔ 練習してない日 → 注意される or 無言になる
この繰り返しの中で、子どもたちは**「上手にできる自分」だけが認められる**と感じてしまうのです。
「練習してきた=えらい」ではなく、「弾けて嬉しい」へ
ピアノは「評価されるための演技」ではありません。
たとえつっかえても、途中で止まっても、「音を出してみた」「譜読みしようとした」その瞬間に、すでにチャレンジが始まっています。
うまくいかないところを一緒に見つけて、次回少しでも進歩していたら、それは大きな成長です。
弾けないことを恥じる前に、“弾こうとしている自分”を認めてほしい
子どもたちは本来、できないことを面白がれる天才です。でも、「上手にできる=褒められる」世界にいると、**「できないなら、やらないほうがいい」**という防衛反応が先に出てしまいます。
その結果――チャレンジする前に「ごめんなさい」。まだ弾いてもいないのに「今日はいいです」と辞退する。
これは、練習不足の問題ではありません。**“評価される前提の思考グセ”**がついてしまっているのです。
ピアノって、「弾けるようになるって嬉しい!」を育てる場所
練習をしてきたから褒められるのではなく、「この曲が好きになって、ちょっと弾けるようになってきて、楽しい!」
そう思える体験を重ねていくことで、子どもたちは**「自分の成長が嬉しい」**という感覚を育てていきます。
それが、自立的な学び方の第一歩。
先生の役割は、「評価する人」ではなく、「伴走者」
私は、うまく弾ける日も、弾けない日も、どちらも同じくらい大切だと思っています。
その日の子どもの姿をありのまま受けとめて、「今日、ここからまたスタートしようね」と、安心して言える関係でありたい。
最後に:お母さん・お父さんにお願いしたいこと
「弾けないから、弾きたくない」そんな時こそ、どうかこう伝えてあげてください。
💬「今できなくても大丈夫」💬「先生は怒らないよ、一緒に練習してくれるよ」💬「ピアノって、上手に弾くことより“好き”が大事なんだよ」
この言葉だけで、お子さんの“チャレンジする心”は、きっともう一歩前に出てきますよ♪





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